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平成30年環境福祉委員会( 3月13日)
平成30年予算決算委員会 環境福祉分科会( 3月13日)

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  1. 豊田市議会 2018-03-13
    平成30年予算決算委員会 環境福祉分科会( 3月13日)


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    平成30年予算決算委員会 環境福祉分科会( 3月13日)             予算決算委員会 環境福祉分科会                           平成30年3月13日(火)                         午前10時50分〜午後1時24分                         於:南71委員会室 [議  題] 1 審査案件   議案第31号 平成29年度豊田市一般会計補正予算   議案第38号 平成29年度豊田市介護保険事業特別会計補正予算   議案第40号 平成29年度豊田市後期高齢者医療特別会計補正予算   議案第44号 平成30年度豊田市一般会計予算   議案第51号 平成30年度豊田市介護保険事業特別会計予算   議案第53号 平成30年度豊田市後期高齢者医療特別会計予算
    〇出席委員(9名)  委員長   小 島 政 直      副委員長  北 川 敏 崇  委  員  梅 村 憲 夫      委  員  牛 田 朝 見  委  員  山野辺 秋 夫      委  員  根 本 美 春  委  員  山 口 光 岳      委  員  羽根田 利 明  委  員  古 木 吉 昭 〇欠席委員(0名) 〇発言申出委員(1名)  委  員  岡 田 耕 一 〇説明のため出席した者の職・氏名  特別職    副市長         礒 谷 裕 司  環境部    環境部長        田 口 厚 志     副部長        杉 浦   元    環境政策課長      加 藤 美貴子     ごみ減量推進課長   太 田 秀 夫    清掃業務課長      梅 津   修     環境保全課長     近 藤 理 史    廃棄物対策課長     中 野 正 樹     清掃施設課長     岩 田 裕 二  福祉部    福祉部長        伴   幸 俊     副部長        澤 平 昭 治    福祉支援担当副参事   梅 田 幸 延     地域包括ケア企画課長 水 野 智 弘    障がい福祉課長     南   良 明     総務監査課長     柴 田 智 子    福祉総合相談課長    後 藤 哲 也     生活福祉課長     近 藤   洋    高齢福祉課長      那 須 正 和     介護保険課長     梅 村   茂    福祉医療課長      下 川 涼太郎  保健部    保健部長(兼)保健所長 竹 内 清 美     副部長        粕 谷 浩 二    保健担当専門監     加 藤 勝 子     保健衛生課長     小 嶋 裕 隆    総務課長        成 瀬 文 浩     感染症予防課長    児 玉 由 加    地域保健課長      柴 川 ゆかり 〇職務のため出席した事務局職員の職・氏名  議会事務局    局長          太 田 錬 治     副局長        伊 藤 勝 介    副主幹         上 田   研     担当長        鈴 木 祥 宏    主査          東 郷 公 彦     主査         近 藤 乃 介                          開会 午前10時50分 ○分科会長(小島政直) ただいまから予算決算委員会環境福祉分科会を開会します。  3月9日の予算決算委員会で、当分科会の所管とされました審査案件は、議案第31号始め6議案です。慎重審査よろしくお願いいたします。  分科会における発言は、挙手をし、分科会長と発声した上で、起立してお願いします。  これより審査に入りますが、議案の説明につきましては、補正予算のみとし、当初予算については、当初予算説明会において説明を受けておりますので、分科会での説明は省略し、質疑・意見について、所管別、議案ごとに行います。  質疑に当たっては、資料名及びページ数を示した上で簡潔に願います。  また、質疑・答弁をわかりやすくするため、質問者は、関連性のある質疑を除き、一問一答方式でお願いします。  なお、全体会での議案質疑と同一趣旨の発言を重複して行うことは、御遠慮いただきますようお願いいたします。  それでは、環境部所管分について審査を行います。  始めに、議案第31号平成29年度豊田市一般会計補正予算を議題とします。  議案第31号について説明願います。  杉浦環境部副部長。 ○副部長(杉浦 元) 環境部所管の平成29年度一般会計補正予算について説明いたします。  資料は、平成29年度豊田市一般会計補正予算説明書をお願いいたします。  始めに、歳入の主なものについて説明します。  予算説明書の52ページ、53ページをお願いいたします。  下段、13款2項3目衛生手数料、3節清掃手数料です。右側説明欄の一番下になります、塵芥処理手数料です。3,100万円余の増額です。これは主に、事業系有料ごみが増加したことによる増額です。  次に、72ページ、73ページをお願いいたします。  上段、15款2項3目衛生費県補助金、2節環境費補助金です。右側説明欄の上から7行目、住宅用地球温暖化対策設備導入促進費補助金です。230万円余の増額です。愛知県からの補助金について、当初、市町村への配分が7割で見込まれていたものが、その後の精査により、満額見込みに変更になったことによります。  104ページ、105ページをお願いいたします。  20款5項3目雑入、17節雑入です。説明欄、下から6行目、資源ごみ売払収入です。1,700万円余の増額です。これは、空き缶の売払単価が当初見込みよりも高額であったことによる増額です。  歳入については、以上です。  続いて、歳出の主なものについて説明します。  188ページ、189ページをお願いします。  下段、4款3項2目塵芥処理費です。右側説明欄1ごみ収集事業費です。1,000万円余の減額です。これは、小型家電等の金属ごみや、資源であるガラス瓶が見込み量を下回ったことによる手数料及び委託料の減額です。  その下、3グリーン・クリーンふじの丘費です。1,100万円余の減額です。緊急修繕が当初の見込みより少なかったことによる減額です。  190ページ、191ページをお願いいたします。  下段、4款3項3目し尿処理費です。右側説明欄、2し尿収集事業費です。1,100万円余の減額です。これは、し尿くみ取り世帯及び従量制トイレくみ取り件数の減少による委託料の減額です。  その下、3砂川衛生プラント費です。1,500万円余の減額です。プラント運営の改善により、汚泥処理量が減少したことによる減少です。  その下、4逢妻衛生プラント費です。3,300万円余の減額です。プラントの電気使用量の削減により、電力の変更契約を実施したことによる減額です。  192ページ、193ページをお願いいたします。  4款3項4目清掃工場費です。右側説明欄2渡刈クリーンセンター費です。1,600万円余の減額です。これは、委託費の受入差金等による減額です。  説明は以上です。 ○分科会長(小島政直) 説明が終わりましたので、質疑を許します。  質疑ありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(小島政直) ないようですので、続いて、本議案について意見等はありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(小島政直) ないようですので、続いて、議案第44号平成30年度豊田市一般会計予算を議題とします。  議案第44号、歳入について質疑を許します。  山野辺委員。 ○分科会委員(山野辺秋夫) 私からは、1点質問させていただきます。  一般会計予算説明書91ページ、15款2項3目衛生費県補助金、2節の環境費補助金ですけれども、平成29年度は550万円余、30年度は1,295万円と計上されております。この補助金の目的及び増額の理由についてお伺いします。 ○分科会長(小島政直) 加藤環境政策課長。 ○環境政策課長(加藤美貴子) 補助金の目的につきましては、暮らしの低炭素化の取組として豊田市が実施をしております住宅用太陽光発電家庭用燃料電池、蓄電池、HEMSなどの設置補助に対し、愛知県が費用の一部を補助するものです。  予算増額の理由につきましては、太陽光発電の固定価格買い取り制度の順次終了に伴い、家庭内でのエネルギーの自家消費を推進するため、平成29年度に蓄電池の補助額を8万円から16万円に見直しました。それにより、蓄電池の補助件数が、平成28年度と比べて約1.5倍に増加していることなどの実績や、愛知県からの補助金の配分割合を7割から10割に見直したことなどによるものです。  以上です。 ○分科会長(小島政直) ほかにありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(小島政直) ないようですので、続いて、歳出について質疑を許します。  北川委員。 ○副分科会長(北川敏崇) 平成30年度の豊田市一般会計歳出について、大きく8点伺います。  まず始めに、一般会計予算説明書273ページ、4款2項2目環境対策費、14環境保全協定推進費から1点質問します。  前年度から100万円余減額となった理由について伺います。 ○分科会長(小島政直) 近藤環境保全課長。 ○環境保全課長(近藤理史) 平成26年度から3か年かけて作成をしてきました6分野の環境教育用教材の作成が終了したことにより350万円余の減額となっております。  一方で、平成30年度は、これまで作成をしてきた環境教育用教材が不足したときの増刷するための印刷製本費100万円と、現在の協定協議会ホームページを拡充し、モバイル端末にも対応できるようにするための委託料150万円、計250万円を計上したことから、全体として100万円の減額となっております。  以上です。
    ○分科会長(小島政直) 北川委員。 ○副分科会長(北川敏崇) 続きまして、一般会計予算説明書275ページ、4款3項1目清掃総務費、4廃棄物意識啓発費から1点質問します。  資源ごみ分別アプリの利用状況及び今後の取組についてお聞きします。 ○分科会長(小島政直) 太田ごみ減量推進課長。 ○ごみ減量推進課長(太田秀夫) 平成27年の7月から配信を開始いたしました資源ごみ分別アプリの利用者は、順調に増加しております。  平成30年2月末時点におけるアプリのダウンロード件数は、1万3,107件で、前年度同時期と比較し、4,500件ほど増加しております。  今後の取組について、平成30年度は、分別アプリのウエブ版ソフトの導入を予定しております。これによりまして、スマートフォンをお持ちでない方でも、インターネットを利用できる環境が整っていれば、アプリの情報をウエブ上で閲覧できるようになり、市民の皆様の利便性が向上するものと考えております。  以上でございます。 ○分科会長(小島政直) 北川委員。 ○副分科会長(北川敏崇) 続きまして、一般会計予算説明書275ページ、4款3項2目塵芥処理費、2ごみ収集事業費、(3)車両購入費から1点質問します。  前年度から2,242万円の増額となっていますが、その理由についてお伺いします。 ○分科会長(小島政直) 梅津清掃業務課長。 ○清掃業務課長(梅津 修) 購入車両につきましては、7台で同じでありますけれども、平成29年度の購入車両は、小型パッカー車4台のほかに軽トラック1台と小型ダンプ1台、中型ダンプ車1台でありましたが、平成30年度につきましては、軽トラックと中型ダンプ車にかわりまして、中型パッカー車の2台の高額車両が含まれているものであります。  また、車両に消音設備や衝突安全装置が装着され、車両ベース価格が値上がりしたためであります。  以上です。 ○分科会長(小島政直) 北川委員。 ○副分科会長(北川敏崇) 続きまして、一般会計予算説明書277ページ、4款3項2目塵芥処理費、3勘八不燃物処分場費から1点質問します。  前年度から1,600万円余の増額となっている理由についてお伺いします。 ○分科会長(小島政直) 岩田清掃施設課長。 ○清掃施設課長(岩田裕二) 平成30年度は、例年実施している計測器や機械設備類の修繕に加え、電気の幹線設備の更新等を予定しております。修繕費がかさむことから増額となっています。  なお、近年では、浸出水の水質が安定していることから、運転方法や処理工程の見直しを行い、試行的に運転しながら、最適な運転方法を確立し、経費削減を図っていきたいと考えております。  以上です。 ○分科会長(小島政直) 北川委員。 ○副分科会長(北川敏崇) 続きまして、一般会計予算説明書277ページ、4款3項2目塵芥処理費、4グリーン・クリーンふじの丘費から3点質問します。  1点目、前年度当初予算と比較して、3,100万円余の増額となっている理由についてお伺いします。 ○分科会長(小島政直) 岩田課長。 ○清掃施設課長(岩田裕二) 増額の主な内容は、三つございます。一つ目は、経年劣化により定期修繕に関する費用が増えたことです。二つ目は、老朽化が進んでいる10トンダンプとフォークリフトの更新に要する費用を計上したことです。三つ目は、今後第2期整備に向けた基礎調査費を計上したことにより、増額となっております。  以上です。 ○分科会長(小島政直) 北川委員。 ○副分科会長(北川敏崇) 2点目です。第2期整備に向けた基礎調査に着手するとのことですが、その内容についてお伺いします。 ○分科会長(小島政直) 太田課長。 ○ごみ減量推進課長(太田秀夫) 基礎調査の主な内容ですが、既存資料をもとにした埋立地域における地盤状況や掘削範囲、浸出水の水量、汚濁濃度などでございます。  調査結果に基づきまして、第2期整備の造成方法や排水方法の検討及び影響予測、対策方法の検討などを進めてまいります。  以上でございます。 ○分科会長(小島政直) 北川委員。 ○副分科会長(北川敏崇) 3点目です。既存の廃棄物再生利用施設の今後のあり方についてお伺いします。 ○分科会長(小島政直) 岩田課長。 ○清掃施設課長(岩田裕二) 廃棄物再生利用施設については、事業・事務の最適化の取組にも上げておりますが、民間への移行や類似施設との統合、運営形態の見直し等を行い、施設全体の廃止に向けた取組を行っていきます。  なお、廃棄物再生利用施設を廃止した後も、一般家庭からの金属ごみについては受入れを継続していく予定となっています。  以上です。 ○分科会長(小島政直) 北川委員。 ○副分科会長(北川敏崇) 続きまして、関連がありますので、一般会計予算説明書の279ページ、4款3項4目清掃工場費、4藤岡プラント費から1点質問します。  大規模修繕による延命化4年計画の最終年度となるが、現在の進捗状況とほかの施設の大規模修繕等の計画はあるのかお伺いします。 ○分科会長(小島政直) 岩田課長。 ○清掃施設課長(岩田裕二) 藤岡プラントの大規模修繕ですが、3年目を終える平成29年度末時点での進捗率は、約87パーセントを予定しており、おおむね計画どおりに進んでおります。  他の施設の計画ですが、渡刈クリーンセンターでは、おおむね稼働後15年が経過する時期を目安として、基幹設備の大規模修繕を実施する必要があると認識しております。時期や内容については、今後の稼働状況や過去の定期修繕内容等を踏まえて計画していく予定となっています。  その他の施設についても、計画的な修繕による施設の延命化を行い、コストの平準化を図るとともに、安定的なごみ処理体制を継続していきます。  以上です。 ○分科会長(小島政直) 北川委員。 ○副分科会長(北川敏崇) 少し戻りますが、一般会計予算説明書277ページ、4款3項2目塵芥処理費、5廃棄物資源化事業費(9)ごみ減量共働推進費から1点お伺いします。  市民との共働によるごみ減量の取組として、新たな取組はあるのか伺います。 ○分科会長(小島政直) 太田課長。 ○ごみ減量推進課長(太田秀夫) 新たな取組といたしまして、共働事業提案制度で事業採択をされました資源の分別利用マニュアルの作成を環境NPO法人と取り組んでまいります。  依然として減らないごみの分別誤りや紛らわしい分別の問題を改善するために、これまで市民には伝わりづらかった内容を市民目線で整理していただき、市民団体のノウハウなども活用した分別のマニュアルを作成いたします。  でき上がったマニュアルにつきましては、リサイクルステーション等に配置し、利便性向上及び分別マナーの向上を図るために活用してまいります。  以上でございます。 ○分科会長(小島政直) 北川委員。 ○副分科会長(北川敏崇) 最後の質問です。一般会計予算説明書353ページ、8款5項7目自然保全費、4自然保護費(6)湿地保全促進費から1点お伺いします。  湿地の生態系を守るために、なぜ枯れ木の伐採が必要なのか伺います。 ○分科会長(小島政直) 加藤課長。 ○環境政策課長(加藤美貴子) 湿地の保全につきましては、これまで倒木や枯れ木など、湿地の管理における安全性の確保のために必要な伐採を行ってまいりましたが、平成30年度は、それに加えて、湿地の生態系を守るための伐採を行ってまいります。  ラムサール条約登録湿地に生息するシラタマホシクサやミカワシオガマなどの貴重な植物は、土壌の栄養が乏しく、日当たりのよい場所で生育する植物です。そのため、土壌に栄養をもたらす枯れ木や日影をつくってしまう樹木に対し、伐採などの手入れを専門家のアドバイスを受けながら行ってまいります。  以上です。 ○分科会長(小島政直) ほかにありませんか。  山野辺委員。 ○分科会委員(山野辺秋夫) 大きく3点質問したいと思います。  まず、一般会計予算説明書273ページ、4款2項2目環境対策費、9不良な生活環境解消推進費、当初予算説明会では、地図情報と連携した情報管理を図ると言ってましたけれども、具体的な取組内容について伺います。 ○分科会長(小島政直) 近藤課長。 ○環境保全課長(近藤理史) 不良な生活環境ではないかという相談案件につきましては、平成28年度の条例制定から現在までに200件を超え、対応記録など情報管理、それから、共有が非常に難しくなってきております。  このため、相談のあった内容を地図情報システムと連携して管理することで、相談のあった位置や付近の状況に合わせ、情報が一元で管理、共有できることになります。  以上です。 ○分科会長(小島政直) 山野辺委員。 ○分科会委員(山野辺秋夫) 一般会計予算説明書273ページ、4款2項2目環境対策費、10環境調査費。  まず始めに、900万円の増額をする理由について伺います。 ○分科会長(小島政直) 近藤課長。 ○環境保全課長(近藤理史) 主な増額の理由は、高規格道路の監視として幹線道路推進課で実施している有害大気汚染物質等調査微小粒子状物質となりますPM2.5の成分分析調査を環境保全課につけかえたことによります。  以上です。 ○分科会長(小島政直) 山野辺委員。 ○分科会委員(山野辺秋夫) 今お話のあった幹線道路推進課では、高規格道路の監視として大気測定局の測定も行っているということですけれども、これらを一元する必要もあると考えられますけれども、今後どのようにされるのか伺います。 ○分科会長(小島政直) 近藤課長。 ○環境保全課長(近藤理史) 幹線道路推進課の大気測定局の測定についても、環境保全課で一元的に確認できるように行ってまいります。  以上です。 ○分科会長(小島政直) 山野辺委員。 ○分科会委員(山野辺秋夫) 次に、一般会計予算説明書275ページ、4款3項1目清掃総務費、2清掃事務費、当初予算説明会であった食品ロス削減に向けた取組及びフードドライブ事業について説明がありましたけれども、予算自体は増えていないということで、具体的にどのように取り組むのか伺います。 ○分科会長(小島政直) 太田課長。 ○ごみ減量推進課長(太田秀夫) 具体的な取組といたしまして、まず、事業者に向けては、飲食店と連携し、2019運動、小盛りメニューなどを実施する食べ切り協力店への登録の拡大を図ります。  また、市民に向けては、食べ切り協力店の周知、エコクッキング冷蔵庫チェックの実践などについての啓発を進めてまいります。  フードドライブ事業につきましては、イベント等で施行し、市民団体などで活動が展開されるような仕組みづくりを進めてまいります。  以上でございます。 ○分科会長(小島政直) 山野辺委員。 ○分科会委員(山野辺秋夫) ここで、2点目ですけれども、この安全性についてはどのように確認をしていくのか伺います。 ○分科会長(小島政直) 太田課長。 ○ごみ減量推進課長(太田秀夫) 安全性につきましては、フードドライブ事業で集める食品につきまして、乾麺や缶詰、飲料缶、レトルト食品など、長期保管ができるもので、賞味期限が2か月以上残っている未開封のものに限定するなどにより、提供する食品の安全性を確保していきたいと考えております。  以上でございます。 ○分科会長(小島政直) ほかにありませんか              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(小島政直) ないようですので、続いて、委員外委員発言の申出について、お諮りします。  あらかじめ申し上げます。委員外委員発言は、分科会の審査に資する内容に限り認めるものです。議案の疑義解明につながらない意見表明や、個人的な質疑は行わないようにお願いします。  岡田委員の、グリーン・クリーンふじの丘の基礎調査、今後のスケジュールについてを主旨とする発言申出を許可することにご異議ありませんか。             〔「異議なし」の声起こる〕
    ○分科会長(小島政直) ご異議なしと認め、岡田委員の発言申出を許可します。  岡田委員、発言席へお進みください。  岡田委員。 ○委員外委員(岡田耕一) 一般会計予算説明書277ページをお願いいたします。  4款3項2目塵芥処理費、4グリーン・クリーンふじの丘費のうち(2)第二期整備費でございます。  まず、発言申出をしました1点目、基礎調査の概要につきましては、先に答弁がありましたので割愛させていただき、1点のみお願いをいたします。  現況のグリーン・クリーンふじの丘の埋め立て状況も含めた今後の想定スケジュールの概要についてお示しください。 ○分科会長(小島政直) 太田課長。 ○ごみ減量推進課長(太田秀夫) これから基礎調査を取り組んでいく状況でございまして、現状では想定スケジュール等は持っておりません。  ちなみに、2017度末におけます埋立量ですが、約7万8,800立方メートルとなっております。2006年度からの12年間で第1期の計画容量の63パーセントに達しております。このような埋立状況や基礎調査の結果を踏まえまして、今後のごみの発生量、地元意見等を考慮し、安定した最終処分場が確保できるようにスケジュールも含め、第2期整備計画の検討を進めてまいります。  以上でございます。 ○分科会長(小島政直) 以上で質疑を終わります。  岡田委員は傍聴席にお戻りください。  続いて、債務負担行為について質疑を許します。  質疑ありませんか。 ○分科会長(小島政直) ないようですので、続いて、本議案について、意見等はありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(小島政直) ないようですので、以上で環境部所管分を終わります。  続いて、福祉部所管分について審査を行います。  なお、議事の都合上、保健部の職員が出席しておりますので、よろしくお願いいたします。  始めに、議案第31号平成29年度豊田市一般会計補正予算を議題とします。  議案第31号について説明願います。  澤平福祉部副部長。 ○副部長(澤平昭治) 福祉部関係分について説明させていただきます。  始めに、福祉部の一般会計補正予算の概要を説明いたします。  基本的には、例年同様、事業の精査、事業完了に伴う執行残や事業の実績見込みによる増減が主な内容となります。  部全体では、1億2,300万円余の増額補正です。  増額の主な要因は、福祉センター駐車場用地を豊田市都市開発基金から取得することなどによるものです。  また、特徴的なものとしましては、国の補正予算に対応しました民間障がい者施設整備事業の増額補正があります。  平成29年度豊田市一般会計補正予算説明書158ページをお願いします。  特徴的なもの、増減額の大きなものを中心に説明させていただきます。  158ページ、3款1項3目医療助成費です。目全体で2億4,500万円余の減額です。  これは、右ページ説明欄の2子ども医療助成費から6福祉給付金助成費の各医療助成について、今年度の実績見込みによる減額です。  158ページ、その下の3款1項4目福祉センター費です。右ページ説明欄1福祉センター費(1)施設整備費は、6億7,200万円余の増額です。これは、福祉センター駐車場用地を豊田市土地開発基金から取得することによるものです。  162ページをお願いします。3款2項3目障がい者福祉施設費です。右ページ説明欄6障がい者施設設置支援費(4)民間障がい者施設整備費補助金で、4,600万円余の増額です。これは、社会福祉施設等施設整備費、国庫補助事業の国の補正予算を活用するもので、大清水町に30人定員の生活介護事業所を申請する法人に補助をするものです。  補助率は4分の3で、総事業費の2分の1が国費、4分の1が市費、残りの4分の1が事業者の負担となります。同時に繰越明許費の設定を行います。  166ページをお願いします。166ページ中段の3款3項2目高齢者福祉施設費です。右ページ説明欄5特別養護老人ホーム費は、1億6,900万円余の減額です。これは、平成28年度に美里地区、益富地区で公募した地域密着型特別養護老人ホームの事業者が、事業の取り下げをしたため、整備できなかったことによるものです。  次に、継続費補正、繰越明許費補正を平成29年度豊田市一般会計特別会計補正予算書で説明させていただきます。  20ページをお願いします。  第2表継続費補正です。福祉部関連は5事業ですが、全て事業費の確定に伴う平成29年度年割額の減額補正です。上から3つ目の3款4項児童福祉費、こども発達センター空調設備整備事業、同じ項、その下の(仮)外来療育施設設計事業、その下の4款1項保健衛生費、豊田地域医療センター再整備設計事業、同じ項、その下の豊田地域医療センター再整備事業、21ページ上段、同じ項の(仮)南部1次救急診療所設計事業です。総額、年割額については、それぞれ記載のとおりです。  24ページをお願いします。  続きまして、第3表、繰越明許費補正です。福祉部関連は2事業です。上から二つ目の3款2項民生費、民間障がい者施設整備補助事業は、先ほど説明しました国の補正予算を活用するもので、充当する国庫補助金の交付スケジュールに合わせ、繰越明許費を設定するものです。  4款1項保健衛生費、古瀬間聖苑改修設計事業です。施設のセキュリティ確保や棺を乗せる台車の動線確保など、運用上の検討に想定以上の時間を要したため、繰越明許費を設定するものです。  説明は以上です。 ○分科会長(小島政直) 説明が終わりましたので、質疑を許します。  質疑ありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(小島政直) ないようですので、続いて、本議案について意見等はありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(小島政直) ないようですので、続いて、議案第38号平成29年度豊田市介護保険事業特別会計補正予算を議題とします。  議案第38号について説明願います。  澤平福祉部副部長。 ○副部長(澤平昭治) 平成29年度豊田市特別会計補正予算説明書485ページをお願いします。  485ページ、豊田市介護保険事業特別会計です。総括表で説明します。  全体の補正額は、1億9,300万円余の増額。補正後は、221億1,900万円余となります。  歳入の主なものについて説明します。  1款保険料は、4,900万円余の増額です。これは、第1号被保険者数の増加によるものです。2款手数料は、今年度新設の款で、事業所の新規申請や更新申請の事務手数料で、ほぼ予算どおりでした。  3款国庫支出金から5款県支出金まで、いずれも減額ですが、実績見込みにより精査をしたものです。  8款繰入金は1億2,800万円余の減額です。主に介護給付費、準備基金繰入金の減によるものです。これは、当初予算編成時の想定より介護給付費が少なかったため、基金の取り崩しを行わなかったことによるものです。  9款繰越金、5億7,400万円余の増額は、前年度繰越金の確定によるものです。  486ページをお願いします。  続きまして、歳出の主なものについて説明します。  2款保険給付費は、6,500万円余の減額です。これは、当初の想定より介護サービス利用の伸びが小さかったことなどによるものです。  4款基金積立金は、2億5,000万円余の増額です。前年度繰越金の一部を介護給付費準備基金に積み立てるもので、平成29年度末の基金残高は、15億200万円余となる見込みです。  5款諸支出金は、国庫支出金の前年度精算分で、3,800万円余の増額です。  説明は以上です。 ○分科会長(小島政直) 説明が終わりましたので、質疑を許します。  質疑ありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(小島政直) ないようですので、続いて、本議案について意見等はありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(小島政直) ないようですので、続いて、議案第40号平成29年度豊田市後期高齢者医療特別会計補正予算を議題とします。  議案第40号について説明願います。  澤平福祉部副部長。 ○副部長(澤平昭治) 平成29年度豊田市特別会計補正予算説明書575ページをお願いします。  豊田市後期高齢者医療特別会計です。総括表で説明します。  全体の補正額は、1億4,500万円余の増額、補正後は、47億8,000万円余となります。  歳入の主なものについて説明します。  1款後期高齢者医療保険料は、1億600万円余の増額です。これは、実績見込みによるものです。  2款繰入金は、主に保険基盤安定繰入金の増によるもので、1,300万円余の増額です。これは、当初見込みより被保険者数や保険料軽減額が増加したことなどによるものです。  3款繰越金2,600万円余の増額は、前年度繰越金確定によるものです。  576ページをお願いします。  続きまして、歳出の主なものについて説明します。  2款広域連合納付金は、1億4,600万円余の増額です。これは、歳入で説明しました保険料や保険基盤安定負担金の増額などによるものです。  説明は以上です。 ○分科会長(小島政直) 説明が終わりましたので、質疑を許します。  質疑ありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(小島政直) ないようですので、続いて、本議案について意見等はありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(小島政直) ないようですので、続いて、議案第44号平成30年度豊田市一般会計予算を議題とします。  議案第44号、歳入について質疑を許します。  質疑ありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(小島政直) ないようですので、続いて、歳出のうち3款について質疑を許します。  羽根田委員。 ○分科会委員(羽根田利明) 私から、大きくは4点について質問します。  まず始めに、一般会計予算説明書225ページです。3款2項1目障がい者福祉総務費、10障がい者理解・啓発促進事業費で1点お聞きします。  障害者差別解消法がスタートしまして3年目ということですが、この間の市職員の理解、啓発に関する取組の状況、そして、平成29年度は、プロモーションビデオを作成したと聞いておりますが、これを今後どのように活用するのかお聞きします。 ○分科会長(小島政直) 南障がい福祉課長。
    ○障がい福祉課長(南 良明) プロモーションビデオは、障がい者当事者が日常生活を知ることで、同じ地域でともに暮らすためにはどうすればよいかと考えるきっかけとするために作成をいたしました。  平成30年度は、このビデオを活用して、心のバリアフリー推進講座を実施します。講座の内容は、ビデオの上映に加えて、障がい者当事者が講師となり、配慮してほしいポイントを伝えたり、障害者差別解消法の考え方を説明いたします。  地域で暮らす障がい者にとって、障がいがどこにあるのかということをテーマにし、社会の中にあるバリアに気づき、そして具体的に自分に何ができるかということを考えていただく講座でございます。  説明は以上です。 ○分科会長(小島政直) 羽根田委員。 ○分科会委員(羽根田利明) ただいまの質問の中にあった1点、市職員への理解、これまでの啓発をどのようにされたかという質問についてお答えください。 ○分科会長(小島政直) 南課長。 ○障がい福祉課長(南 良明) 市の職員に対しましては、新人の研修につきましては、毎回行っております。そして、管理職の研修についても行っております。  それから、職場研修、それぞれの職場で行われる職場研修のテーマとして取り上げていただきまして、実施しております。  以上です。 ○分科会長(小島政直) 羽根田委員。 ○分科会委員(羽根田利明) 次に、一般会計予算説明書229ページです。3款2項2目障がい者自立支援費、7訓練等給付費についてでございますが、この訓練等給付費が、平成30年度予算2億2,000万円余の増額としておりますが、その内訳と理由について、そしてまた今後の見込みをどう見ているのかお聞きします。 ○分科会長(小島政直) 南課長。 ○障がい福祉課長(南 良明) 訓練等給付の内訳でございますが、就労移行支援費が9,000万円余、就労継続支援費が6,000万円余、共同生活援助費が7,000万円余です。増額の理由は主に三つあり、一つ目は、平成30年4月から障がい者の法定雇用率が上がるために、企業の意識と需要が高まっていること、二つ目は、障がい者自身も一般企業や福祉事業所へ就労を希望する人が大勢いること、三つ目は、新しくサービス事業所が開設されたために、利用できる機会が増えたことです。  平成29年度に開設されました事業者は4箇所、平成30年度には2箇所の新設が予定されております。そのために利用者の増加率を6パーセント、利用日数の増加率を12パーセント見込んでおります。  そして、今後の見通しですけれども、今後も増加は続く傾向と思われます。具体的には、特別支援学校の卒業生で就労系サービスを利用する方が毎年20名程度いること、それ以外にも精神障害者保健福祉手帳を取得し、就労を希望する方が増えているためです。  以上です。 ○分科会長(小島政直) 羽根田委員。 ○分科会委員(羽根田利明) 次に、一般会計予算説明書235ページ、3款3項1目老人福祉総務費、6介護人材確保事業費について、4点お聞きします。  まず始めに、外国人確保育成の取組として、EPA介護福祉士候補者日本語学習支援事業を進めていますが、どのような目的でやっているのかお聞きします。 ○分科会長(小島政直) 梅村介護保険課長。 ○介護保険課長(梅村 茂) EPA介護福祉士候補者を受入れている介護事業所が最も課題と考えているのが、国家試験合格に向けた日本語の能力向上のための支援であります。  この学習支援事業は、その日本語能力の育成を豊田市全体で行うことで、国家試験の合格率の向上と合わせて、受入施設の拡大等を目的として行うものです。  以上です。 ○分科会長(小島政直) 羽根田委員。 ○分科会委員(羽根田利明) 二つ目に、本事業の平成29年度の実績と、それから平成30年度の受講者をどのように見込んでいるのかお聞きをいたします。 ○分科会長(小島政直) 梅村課長。 ○介護保険課長(梅村 茂) 平成29年度は、19人の候補者に対して、習熟度別に四つのクラスに分けて講座を実施しました。  講座開始の昨年の6月からことしの3月末までに合計120回の講座を開催する予定です。平成30年度は16人の受講を予定しています。引き続き、習熟度別に四つのクラスに分け、全体で144回の講座を予定しています。週1回3時間、3年間で試験合格を目指すものです。  以上です。 ○分科会長(小島政直) 羽根田委員。 ○分科会委員(羽根田利明) 3点目といたしまして、インドネシアのバンドン市との連携について、特区申請をされたということでありますが、現在までの状況についてお聞きします。 ○分科会長(小島政直) 梅村課長。 ○介護保険課長(梅村 茂) 昨年の10月に内閣府へ特区申請を行い、12月に実務者の打ち合わせを行いました。担当省庁である法務省及び厚生労働省からは、本市の申請の主旨が、バンドン市との連携による介護人材育成にあり、特区での新たな在留資格の創設ではなく、まずは現行の技能実習制度において実現できないかどうかを勧められました。  この国の見解を踏まえまして、現行の技能実習制度の活用による実現の可能性を研究し、新たに課題が生じた場合には、継続して国と協議をしていく予定としています。  以上です。 ○分科会長(小島政直) 羽根田委員。 ○分科会委員(羽根田利明) この項、最後の質問です。4点目として、特別養護老人ホームから選抜された若手職員による介護業界のイメージアップへの取組を行うとのことでありますが、具体的にどのようなことを行うのかお聞きします。 ○分科会長(小島政直) 梅村課長。 ○介護保険課長(梅村 茂) 市内の特別養護老人ホームから推薦を受けた16人の若手職員が介護業界のイメージアップに向けた活動を行うため、昨年の11月より月1回のペースで集まり、グループワークを行っています。  具体的には、介護職について知ってもらうため、高校生を対象とした講座開催や市民向けのイベントでのブース出展など、平成30年度の実施に向けて取り組んでいる最中でございます。  以上です。 ○分科会長(小島政直) 羽根田委員。 ○分科会委員(羽根田利明) 次に、一般会計予算説明書237ページをお願いします。3款3項1目の老人福祉総務費、12敬老金支給費について1点お聞きします。  敬老金につきましては、事務事業の見直し対象となっておりますが、現在の状況と今後の予定を確認いたします。 ○分科会長(小島政直) 那須高齢福祉課長。 ○高齢福祉課長(那須正和) 見直しに当たり、市民等への聞き取りとして、行政改革推進課の取りまとめで、Eモニター制度を使った意見聴取や地域経営懇話会での委員への意見聴取を2月に実施しております。  具体的には、Eモニターでは、219人の回答のうち、160人が支給対象年齢の見直しに賛成、どちらかといえば賛成、との回答でありました。  また、「現金のばらまきは使途不明で本人の満足度は低い」「平均年齢が上がっているので引き上げしてもよい」などの意見の一方、「高齢者に感謝の意を表することはよい」「一つの区切りなので、平均年齢が伸びたことで見直しをするのは反対」という意見もございました。  今後は、これらの意見や結果も踏まえ、その他全体などへの意見聴取も検討する中で、見直し案や代替事業を整理してまいります。  以上です。 ○分科会長(小島政直) ほかにありませんか。  古木委員。 ○分科会委員(古木吉昭) 私からは大きく3点について確認させていただきます。  まず、一般会計予算説明書の217ページ、3款1項1目社会福祉総務費、6指導監査費について、委託する事業だと承知しておりますけれども、まず委託の狙いについて確認いたします。 ○分科会長(小島政直) 柴田総務監査課長。 ○総務監査課長(柴田智子) 委託の狙いですけれども、本市において介護サービス事業所を毎年新たに50件程度指定している中で、業務の一部を委託化することで、5年に1回の定期の指導周期を維持する狙いがあります。  また、不適切な運営が疑われる事業者が見つかった場合にも、定期の指導と並行しながら、職員が機動的に対応できる体制が確保できるという考えもあります。  以上です。 ○分科会長(小島政直) 古木委員。 ○分科会委員(古木吉昭) それでは、具体的な事業内容について確認させていただきます。 ○分科会長(小島政直) 柴田課長。 ○総務監査課長(柴田智子) 委託業務は、現在市職員が行っている実地指導の内容と同一です。デイサービスなどの事業所に出向き、現地でサービス提供の状況や記録を確認し、適正なサービス提供のための助言や指導を行います。  委託は3年度を予定しておりまして、初年度となる平成30年度は、受託者の選定を行い、9月から開始する予定で実地指導を予定している約230事業所のうち70カ所、それから2年目、3年目は250前後のうち150を委託する予定でございます。  以上です。 ○分科会長(小島政直) 古木委員。 ○分科会委員(古木吉昭) それでは、続きまして、一般会計予算説明書233ページ、3款2項3目障がい者福祉施設費、10重症心身障がい者等支援費(2)グループホーム受入促進事業費補助金と(3)家族介護者負担軽減事業費補助金については、新規の2事業でありますので、まず1点目、支援員補助の想定支援数と合わせて、(2)の介護者の入院や緊急時などの想定数をどれほど見込んでいるのか、まず確認いたします。 ○分科会長(小島政直) 南課長。 ○障がい福祉課長(南 良明) まず、グループホーム受入促進事業費の補助金ですけれども、現在、医療的ケアを必要とする利用者は、年間100日程度の実績です。今後は支援員の体制を充実させて、徐々に増やしてまいります。  利用者の障がいの程度によって、介助のかかわり方がさまざまですので、支援員の人数は特定できませんが、現在利用中の9名の重症心身障がい者を対象に約200日間程度利用できるように支援します。  次に、家族介護者負担軽減事業費の補助金ですけれども、医療的ケアを伴う緊急的な対応については、過去の実績がございませんので推測はできません。しかし、緊急時の対応も含めて、今回の仕組みの中で柔軟に対応してまいります。  基本的な考え方としましては、成人の方は1回当たり5日間の利用、延べ300日、子どもにつきましては、1回当たり3日間の利用で、延べ90日を予定しております。  以上です。 ○分科会長(小島政直) 古木委員。 ○分科会委員(古木吉昭) それぞれ想定を超えた場合の対応についても確認いたします。 ○分科会長(小島政直) 南課長。 ○障がい福祉課長(南 良明) 介護者の負担を軽減するためにそれぞれの対象者を確実に把握し、個々にヒアリングを行い、計画的に実施をしてまいります。  しかしながら、想定を超える場合には、補正予算等で対応していきたいと考えます。  以上です。 ○分科会長(小島政直) 古木委員。 ○分科会委員(古木吉昭) それでは最後の質問になります。一般会計予算説明書の237ページ、3款3項1目老人福祉総務費、9家族介護支援対策費(3)徘徊者捜索機器利用促進費補助金について、徘徊高齢者等の情報配信システム、かえるメールとよたなど、また先日、稲武での地域による徘徊者捜索協力の取組を聞いた事例がございます。やはり、GPS機能普及に向けて、今後、連携、取組含めて、どのように行っていくのか確認いたします。 ○分科会長(小島政直) 那須課長。 ○高齢福祉課長(那須正和) 昨年11月に豊田市と区長会や警察などと結んだ協定に基づき、現在、徘徊発生時には、かえるメールとよたの配信や自治区での捜索活動協力などを通し、早期発見に努めているところでございます。  当補助制度との連携につきましては、無事早期発見された後、豊田市などから積極的に直接御家族へ補助制度を説明し、利用を働きかける中で普及に努め、今後再発した際の早期発見の強化を図ってまいります。  以上です。 ○分科会長(小島政直) ほかにありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(小島政直) ないようですので、続いて、委員外委員発言の申出について、お諮りします。  岡田委員の、遺家族援護費・戦没者追悼費及び家族介護者負担軽減事業費補助金の課題及び今後の検討事項についてを主旨とする発言申出を許可することにご異議ありませんか。             〔「異議なし」の声起こる〕 ○分科会長(小島政直) ご異議なしと認め、岡田委員の発言申出を許可します。  岡田委員、発言席へお進みください。  岡田委員。 ○委員外委員(岡田耕一) 一般会計予算説明書の217ページをお願いいたします。  まず、3款1項1目社会福祉総務費、9遺家族援護費及び10戦没者追悼費、これは関連して一括でお伺いしたいと思います。まずこちら、さまざまな事業を行っていただいておりますが、現状の事業における課題をどのように認識されているのか。また、それに伴い、平成30年度、その課題解決に向け、どのような検討をされるのか、お聞かせください。 ○分科会長(小島政直) 柴田課長。 ○総務監査課長(柴田智子) 戦没者を追悼し、平和を祈念するさまざまな事業については、その多くを戦没者遺族連合会の方々の協力を得て、あるいは連合会主催の事業を支援したりして実施しております。  事業の主旨からして、今後も事業を継続するということは大切だと考えております。ただ、戦没者遺族の方々の高齢化及び減少が進んでいるため、豊田市主催、それから連合会開催両方において今後の事業経過に向けて工夫が必要だと認識しております。  平成30年度に向けてということでございますが、現在連合会主催の平和を語り継ぐ事業の見直しを検討しておりまして、引き続き平成30年度も検討していこうと思っております。具体には、現在の小学生対象の戦争に関する資料館へのバスツアーという形式にこだわらず、将来に語り継ぐことに着目して、遺族の過去の体験を記録に残すことについて、連合会の皆さんとともに検討しております。  平成30年度の検討事項については、以上でございます。
    ○分科会長(小島政直) 岡田委員。 ○委員外委員(岡田耕一) では、続きまして、一般会計予算説明書233ページをお願いいたします。  3款2項3目障がい者福祉施設費、10重症心身障がい者等支援費(3)家族介護者負担軽減事業費補助金の関係でございます。こちら、先ほど古木委員からありましたので、1点目、申出しました事業概要と予算の積算関係につきましては、結構でございます。  そこで1点、現段階で想定される課題をどのように認識しているのか、お聞かせいただきたいと思います。 ○分科会長(小島政直) 南課長。 ○障がい福祉課長(南 良明) 重症心身障がい者の方は、日によって体調が変わりやすく、また、本人との意思疎通も容易ではありません。また、その介護の方法も一人ひとり異なるため、医療機関の十分な理解を得る調整が重要となります。少しでも介護者と医療者双方の不安や疑問を取り除けるように専門のコーディネーターを配置して進めてまいりたいと思っております。  以上です。 ○分科会長(小島政直) 以上で質疑を終わります。  岡田委員は傍聴席にお戻りください。  続いて、歳出のうち4款、11款について質疑を許します。  羽根田委員。 ○分科会委員(羽根田利明) 一般会計予算説明書259ページの4款1項1目保健衛生総務費で、2点お聞きします。6救急医療電話相談費についてでありますが、まず1点目が、スタートして3年目となるわけですが、相談件数の実績と伸び率はどのようかお聞きします。 ○分科会長(小島政直) 水野地域包括ケア企画課長。 ○地域包括ケア企画課長(水野智弘) 救急医療の相談件数ですが、平成28年度は、9月から3月までの7か月間で3,825件、月平均546件でございました。平成29年度は、4月から2月までの11か月間で8,451件、月平均768件でございました。この月平均で比較した伸び率は、41パーセントの増でございます。  以上です。 ○分科会長(小島政直) 羽根田委員。 ○分科会委員(羽根田利明) 2点目に、これまで2年間の評価と今後の取組方針をどのように考えているかお聞きします ○分科会長(小島政直) 水野課長。 ○地域包括ケア企画課長(水野智弘) このコールセンターは、市民の方の適正な受診行動につなげることや、急病時の不安の解消を図ること、これを目的に開設をしております。  平成29年度の相談約8,400件のうち、約5,700件について、翌日に医療機関へ行くように勧めた、応急措置の助言や指導を行ったなど、直ちに病院を利用しなくてもよいという助言ができ、適正な受診行動につなげることに寄与できたと考えています。  また、相談対応の妥当性について、昨年8月に豊田市医療対策懇話会に報告したところ、適正に対応できている旨の意見をいただいております。  そのほか、コールセンターの認知度について、乳幼児定期健診に訪れました保護者を対象にアンケートを実施した結果、平成28年度の段階では39%でしたが、平成29年度は61%になり、周知も進んでおります。  こうした状況を踏まえて、今後は子育て家庭以外も含めた認知度の向上に向けた啓発活動、相談件数が増加しているため、相談体制の妥当性の確認を行いつつ、効果的に運営できるように努めてまいります。  以上です。 ○分科会長(小島政直) 羽根田委員。 ○分科会委員(羽根田利明) 最後の質問となります。同ページの4款1項1目保健衛生総務費、11(仮)南部1次救急診療所費について、南部1次救急診療所の近接で、この4月から豊田若竹病院が開院するということでありますが、そのすみ分けはどのように考えているかお聞きします。 ○分科会長(小島政直) 水野課長。 ○地域包括ケア企画課長(水野智弘) (仮)南部1次救急診療所は、救命救急センターを受診している軽症患者の分散を目的としています。開設日は、地域の診療所が休みの日曜、祝日、お盆、年末年始の日中を予定しております。  これは、豊田地域医療センターに隣接します豊田加茂医師会立の休日救急内科診療所と同じ機能になります。  一方、新たに開設される豊田若竹病院は、主に救急車で搬送される入院や手術が必要となる患者への救急対応を目指すと聞いております。  比較的軽症な患者を対象とした1次救急診療所で対応できない場合に、豊田若竹病院や豊田地域医療センターなどの病院が対応していただくようなすみ分けを予定しております。  以上です。 ○分科会長(小島政直) ほかにありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(小島政直) ないようですので、続いて、継続費及び債務負担行為について質疑はありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(小島政直) ないようですので、そのほか、本議案について質疑はありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(小島政直) ないようですので、続いて、本議案について意見等はありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(小島政直) ないようですので、続いて、議案第51号平成30年度豊田市介護保険事業特別会計予算を議題とします。  議案第51号について質疑を許します。  羽根田委員。 ○分科会委員(羽根田利明) 大きくは2点ということで、特別会計予算説明書295ページをお願いします。1款1項3目介護認定費、2介護認定審査会事務費でありますが、ここで2点お伺いします。  まず1点目が、外部委託する業務内容及び事務事業の引き継ぎをどのようにされるのかお聞きします。 ○分科会長(小島政直) 梅村介護保険課長。 ○介護保険課長(梅村 茂) 業務内容は、要介護認定の申請受付から認定結果の通知までの窓口業務や、通知、発送等の定型的な業務について委託を行います。  一方、職員は、認定審査会の運営や制度改正、認定の適正化等管理業務に力を注ぎ、適正な審査事務を図る予定です。  事務の引き継ぎは、平成30年1月から3月末までの3か月間、委託先の事務員が業務派遣委託で、現在毎日事務引き継ぎが行われております。  以上です。 ○分科会長(小島政直) 羽根田委員。 ○分科会委員(羽根田利明) 2点目として、この民間委託による効果はどのように考えているかお聞きします。 ○分科会長(小島政直) 梅村課長。 ○介護保険課長(梅村 茂) 効果は、今後認定申請が増えた場合、増えた事務量に対して柔軟な事務員の確保が可能になります。  また、事務員の常駐化による安定した窓口サービスと主治医意見書の管理システムを独自に開発しているため、認定までにかかる期間の削減が期待されます。  以上です。 ○分科会長(小島政直) 羽根田委員。 ○分科会委員(羽根田利明) 引き続きまして、特別会計予算説明書の同じページ1款1項3目介護認定費、3介護認定調査事務費について2点伺いますが、まず始めに、1点目として、介護認定調査の一部を民間委託する、その概要と目的についてお聞きします。 ○分科会長(小島政直) 梅村課長。 ○介護保険課長(梅村 茂) 委託の概要は、来年度見込み年間約1万5,000件の介護認定申請のうち、挙母地区と上郷・高岡の南部地区の2地区の申請8,000件の認定調査を民間の事業者へ委託するものです。なお、点検業務は、引き続き全件直営で行います。  目的ですが、市内2箇所に拠点を設けることで、訪問の効率性を高め、認定申請から結果通知までの期間短縮をすることにより、市民サービスの向上を目指していきます。  以上です。 ○分科会長(小島政直) 羽根田委員。 ○分科会委員(羽根田利明) 最後の質問です。二つ目として、外部委託の効果についてお聞きします。 ○分科会長(小島政直) 梅村課長。 ○介護保険課長(梅村 茂) 効果は、申請から結果通知までの日数の短縮ができ、市民の介護サービスの速やかな利用が可能になることと、加えて、今回の委託で豊田市の直営調査員は45人から23人と半減となります。  業務面では、雇用や報酬支払などの労務管理に係る事務が軽減され、正規職員を政策立案業務など、より高度な行政事務につかせることが期待できます。  また、調査の日程調整に係る正規職員を減員する予定としております。  以上です。 ○分科会長(小島政直) ほかにありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(小島政直) ないようですので、続いて、本議案について意見等はありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(小島政直) ないようですので、続いて、議案第53号平成30年度豊田市後期高齢者医療特別会計予算を議題とします。  議案第53号について質疑を許します。  質疑ありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(小島政直) ないようですので、続いて、本議案について意見等はありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(小島政直) ないようですので、以上で福祉部所管分を終わります。  暫時休憩します。再開は午後1時ちょうどといたします。                        休憩 午前11時59分                        再開 午後 1時00分 ○分科会長(小島政直) 休憩前に引き続き会議を開きます。  続きまして、保健部所管分について審査を行います。  始めに、議案第31号平成29年度豊田市一般会計補正予算を議題とします。  議案第31号について説明願います。  粕谷保健部副部長。 ○副部長(粕谷浩二) それでは、保健部の3月補正予算について、平成29年度豊田市一般会計補正予算説明書を用いて主なものを説明いたします。  始めに、歳入予算についてでございますが、一般会計予算説明書の52ページ、53ページをお開きください。  13款2項3目衛生手数料のうち、保健衛生手数料、説明欄中段に記載のあります食品営業許可手数料370万円余の増額です。  これは、営業許可の新規申請件数が、当初の見込みより増加したことによるものです。  続きまして、56ページ、57ページをお願いいたします。  14款1項2目衛生費国庫負担金、結核医療費負担金160万円余の減額です。これは、結核で入院する患者の医療費負担を国が4分の3、残りを市が負担する制度ですが、国の交付決定額が市の申請額より減額されたことによるものです。  次に、その下の感染症予防費負担金630万円余の減額です。これは、感染症の発生動向調査、結核の健康診断費用、感染症対策用備品等に係る国庫負担金ですが、国の内示額が豊田市の申請額より減額されたことによるものです。  次に、58ページ、59ページをお願いいたします。  14款2項3目衛生費国庫補助金の説明欄最上段、疾病予防対策事業費等補助金1,370万円余の減額です。これは、本市の事業が国の定めるがん検診の支援事業の対象とならなかったことによるものです。  具体的には、補助対象の事業が当該年度に健診受診券を発送することが条件となったのですが、本市では、健診対象者の利便性を確保するため、年度当初から受診できるように、健診受診券を前年度の3月に発送することから、該当しなかったものです。  歳入の説明は以上です。  続いて、歳出予算について説明いたします。一般会計補正予算説明書の180ページ、181ページをお願いいたします。
     4款1項6目感染症予防費、2予防接種費(2)任意予防接種費500万円の減額です。これは、高齢者用肺炎球菌ワクチン接種等の費用助成について、助成対象となった接種者の数が、当初の算定を下回る見込みとなったことによるものです。  その他、歳出予算全般において、適正な予算執行に努め、不用額については減額いたしております。  以上で保健部の説明とさせていただきます。 ○分科会長(小島政直) 説明が終わりましたので、質疑を許します。  質疑ありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(小島政直) ないようですので、続いて、本議案について意見等ありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(小島政直) ないようですので、続いて、議案第44号平成30年度豊田市一般会計予算を議題とします。  議案第44号、歳入について質疑を許します。  質疑ありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(小島政直) ないようですので、続いて、歳出について質疑を許します。  山口委員。 ○分科会委員(山口光岳) それでは、何点か聞いてまいります。  まず一つ目は、一般会計予算説明書261ページ、4款1項2目健康増進対策費、5健康づくり豊田21推進費、(1)啓発促進費について伺います。  事業推進のためには、まず取組の内容を幅広く市民に知っていただくことが大切であると思っておりますが、啓発の具体的な取組の方法について伺います。 ○分科会長(小島政直) 成瀬総務課長。 ○総務課長(成瀬文浩) 健康づくりの大切さを幅広く市民の皆様に知っていただくためには、今議会に上程をしております健康づくり豊田21計画(第三次)の取組をお伝えしていくことが大切です。  具体的には、本計画の本編図書に合わせまして、基本理念や基本目標、重点プロジェクトをイラストなどを使用してわかりやすく説明する概要版を作成し、市内の公共施設に配架するほか、各種イベントや出前健康教育の機会を利用して啓発してまいります。  また、市内の事業者などにも働きかけをしまして、概要版を配布していきたいと考えています。  さらに、紙の媒体と合わせまして、市ホームページやフェイスブックなどの電子媒体も活用し、啓発に取り組んでまいります。  以上です。 ○分科会長(小島政直) 山口委員。 ○分科会委員(山口光岳) 続きまして、一般会計予算説明書263ページ、大きくは3項目4点伺ってまいります。  一つ目は、4款1項2目健康増進対策費、5健康づくり豊田21推進費、(4)生活習慣病予防対策費について伺います。  生活習慣病予防に向けた平成29年度の取組の評価と、その評価に基づいての平成30年度の具体的な取組とその取組によって期待できる成果について伺います。 ○分科会長(小島政直) 成瀬課長。 ○総務課長(成瀬文浩) 平成29年度の取組の主なものとして2点あります。  一つ目は、受動喫煙防止啓発の取組です。とよた下町おかみさん会との共働事業によります毎月の名鉄豊田市駅周辺でのたばこの吸い殻拾いでのクリーン活動や、禁煙週間や世界禁煙デーに街頭キャンペーンを実施し、ペデストリアンデッキに横断幕を掲げたり、啓発品を配布するなど、受動喫煙防止に向けた啓発活動を実施いたしました。  二つ目は、糖尿病の重症化予防につなげる取組です。予防から治療にわたり、関係する機関にご参加をいただきまして、効果的な対策の推進を目的に、糖尿病対策地域連携会議を開催いたしました。これらの取組により、受動喫煙による健康被害を未然に防止することの意識啓発や、重症化予防における関係機関との情報共有が図られたと評価しております。  平成30年度の具体的な取組の主なものとしましては、2点挙げられます。  一つ目は、平成30年3月9日、健康増進法の改正が閣議決定をされ、国の方向性が示されました。この改正を踏まえまして、受動喫煙防止を着実に進めるため、街頭での啓発だけではなく、市民生活に近い場所である日常生活で利用されます食料品店等に協力を働きかけまして、市民に啓発をしてまいります。  二つ目は、引き続き糖尿病対策地域連携会議の開催を通しまして、関係機関の連携をさらに強化してまいります。  これらの取組によりまして、望まない受動喫煙の防止に対する意識の向上や、関係機関が一体となり糖尿病の効果的な予防の推進と健診から治療への連携の確保につなげられるといった、そういった効果を期待しまして、生活習慣病の予防に努めてまいります。  以上です。 ○分科会長(小島政直) 山口委員。 ○分科会委員(山口光岳) 続きまして、同じページの4款1項2目健康増進対策費、6食育推進費、(1)若者向け食育推進費について伺います。  一つ目は、平成29年度の若者向けに実施された取組内容とその評価について伺います。 ○分科会長(小島政直) 成瀬課長。 ○総務課長(成瀬文浩) 平成29年度の取組の主なものとしまして、2点あります。  一つ目は、高校生を対象とした食育に関する出前講座の開催です。第3次の食育推進計画策定時に実施をしました食育に関するアンケート調査の結果をもとにしまして、通常の食事以外の間食摂取率の高い高等学校へ出前講座を案内しまして、3校で開催することができました。  講話を通してバランスのよい食事の必要性などを学習したり、また、食育ワークシートを利用して1日の食事の内容を振り返り、食生活の問題点を生徒が自ら考える機会を設けました。  二つ目は、大学生への啓発です。市内の三つの大学で大学祭の場を利用しまして、1日に必要な野菜重量当てゲームやチラシの配布などを通して、野菜摂取の大切さを啓発いたしました。  これらの取組を通しまして、ふだんの食生活の振り返りや見直しの機会となり、若いときからの望ましい食生活を送ることができるように、自ら食事を選び、つくる力を育むことにつなげることができたと評価しております。  以上です。 ○分科会長(小島政直) 山口委員。 ○分科会委員(山口光岳) 今答弁にあった平成29年度の評価をもとに、若者を対象にした事業展開というのは非常に難しいとされる中で、効果、成果を上げるために、平成30年度、どのような取組を展開されようとしているかお伺いします。 ○分科会長(小島政直) 成瀬課長。 ○総務課長(成瀬文浩) 平成30年度からスタートをします健康づくり豊田21計画(第三次)では、重点プロジェクトの1つに、野菜摂取と運動を日常生活に取り入れた健康づくりであります、ベジタブルアンドトレーニング豊田プラス10を掲げております。具体的な取組としましては、本市の1日1人当たりの平均野菜摂取量264グラムを国が推奨します1日に必要な野菜摂取量350グラムに近づけるため、毎日今よりもプラス10口分、小鉢にしまして約1皿分を食べるという、プラス10口を推進してまいります。  このプラス10口を引き続き高等学校での出前講座や大学祭などでフードモデルを利用したり、ゲーム感覚で体験できる取組など、若者が関心を持ちやすい啓発をしてまいります。  また、若者を対象とします野菜をより多く食べられる調理実習を開催しまして、楽しみながら調理体験ができる機会を設けるなどして、若者向けの食育推進に努めてまいります。  以上です。 ○分科会長(小島政直) 山口委員。 ○分科会委員(山口光岳) それでは続きまして、一般会計予算説明書同じページ、4款1項2目健康増進対策費、7きらきらウエルネス推進費(1)きらきらウエルネス地域推進費について伺います。  きらきらウエルネス地域推進事業の平成30年度の活用内容と、それから期待する効果についてお伺いします。 ○分科会長(小島政直) 柴川地域保健課長。 ○地域保健課長(柴川ゆかり) 平成30年度のきらきらウエルネス地域推進事業は、平成29年度までの10中学校区の取組に加え、第8次豊田市総合計画前期実践計画に基づき、新たに4中学校区の増加を目指して取り組んでいきます。  具体的な活動内容としましては、新規取組地区の開拓に向け、地区担当保健師が地域へ積極的に出向き、地域健康カルテをもとに説明し、本事業の地域での合意形成を図り、意見交換会の開催や地域の健康づくり計画の作成につなげていきます。  また、先行取組地区においては、各地区の健康づくり計画に基づく事業を着実に実施するほか、平成29年度から開設したフェイスブックや住民参加による健康づくり発表会の開催などにより特徴的な取組を広く周知し、健康づくりの全市的な事業展開を図ってまいります。  期待する効果としては、地域の健康づくり事業数や参加人数が増えること、ヘルスサポートリーダーなどの健康づくりの担い手が増加すること、地域の企業や学校、病院などとの連携事業の増加などが挙げられます。  このような取組の継続により、住民自らが地域の健康づくりを考え、行動できる自立した地域となり、最終的には地域の健康指標が改善することを目指しています。  以上です。 ○分科会長(小島政直) 山口委員。 ○分科会委員(山口光岳) 次に一般会計予算説明書267ページ、4款1項6目感染症予防費、4感染症対策費(2)特定感染症予防費について伺います。  特定感染症であるエイズを始めとする性感染症予防のための具体的な啓発取組と検査で陽性になった場合の対応はどうするかについて伺います。 ○分科会長(小島政直) 児玉感染症予防課長。 ○感染症予防課長(児玉由加) 全国的にも梅毒患者が増加しておりますので、平成29年度から保健所での梅毒、クラミジアの検査回数を月1回から2回に増やすなどの取組を行っております。  これに加え、大学、交流館等へ啓発チラシの配布、プールや公衆浴場などの施設に啓発カードを設置するなどの取組を行っていきます。  また、検査で陽性になった場合には、医師や保健師から説明を行い、早期に医療機関への受診につながるよう支援していきます。  以上です。 ○分科会長(小島政直) 山口委員。 ○分科会委員(山口光岳) 次に、一般会計予算説明書同じページ、4款1項6目感染症予防費、5予防接種費(1)定期予防接種費と(2)任意予防接種費ですが、関連がありますので一括してお聞きをします。  高齢者肺炎球菌の平成29年度の接種状況はどのようだったかということと、また、平成30年度の接種者の見込み及びどのような啓発や取組を行っていくか伺います。 ○分科会長(小島政直) 児玉課長。 ○感染症予防課長(児玉由加) 高齢者用肺炎球菌の平成29年度の接種状況は、平成30年1月末現在で、定期予防接種が約8,000人、任意予防接種が約400人、合わせて約8,400人の方が接種しております。  また、平成30年度については、定期と任意を合わせて約1万5,000人を見込んでおりますが、まだまだ未接種の高齢者の方もおみえになりますので、引き続き市ホームページや広報とよた、医療機関等で啓発を図ってまいります。  以上です。 ○分科会長(小島政直) 山口委員。 ○分科会委員(山口光岳) 次に、一般会計予算説明書269ページ、4款1項7目生活衛生費の4食品衛生監視指導費について伺います。  平成29年度の食品衛生監視指導の実施状況と、それからラグビーワールドカップ2019開催に向けて、食品のさらなる安全性の確保が必要になると考えます。平成30年度における監視指導の取組についてお伺いをします。 ○分科会長(小島政直) 小嶋健康危機管理担当専門監。 ○健康危機管理担当専門監(小嶋裕隆) 平成29年度につきましては、食品衛生監視指導計画に基づき、監視指導や衛生講習会を実施いたしました。  また、近年多発しております食肉による食中毒を予防するため、焼き肉店等を中心に約300件の監視指導を行いました。  平成30年度ですが、今後ラグビーワールドカップ2019開催に向け、多くの来訪者が利用すると予想される豊田市駅周辺のおもてなし重点ゾーンを中心に、高度な衛生管理、いわゆるハサップを踏まえた監視指導を行っていき、食の安全・安心の確保に努めてまいります。  以上です。 ○分科会長(小島政直) 他にありませんか。  古木委員。 ○委員(古木吉昭) それでは、私から大きく2点について質問させていただきます。  まず、一般会計予算説明書の259ページ、4款1項1目保健衛生総務費、2保健衛生総務事務費であります。これは災害対応の予算と承知しておりますけれども、この予算額の具体的な内容について確認いたします。 ○分科会長(小島政直) 成瀬課長。 ○総務課長(成瀬文浩) 説明欄の1,318万9,000円のうち、災害時対応に該当するのは390万円余となります。その内容は、大規模災害発生時に開設をします応急救護所に配備してある医療資材及び医薬品を更新するものです。具体的には、平成30年度中に使用期限を迎えるものについて、医療資機材では手動式蘇生機など12品目、医薬品では注射液や抗生剤など8品目を更新してまいります。  以上です。 ○分科会長(小島政直) 古木委員。 ○委員(古木吉昭) それでは、2点目として、一般会計予算説明書の263ページになります。4款1項2目健康増進対策費、5健康づくり豊田21推進費(3)地域ウオーキング推進費についてであります。  ウオーキングを拡大するためにたくさんやっていただいているのですけれども、その上で予算は拡大するはずですが、実際に予算は増えておりません。ということで、経費節減の取組があるのか、確認いたします。 ○分科会長(小島政直) 成瀬課長。 ○総務課長(成瀬文浩) 第2次の健康づくり豊田21計画の重点プロジェクトとしまして、平成25年度から取り組んできましたウオーキング事業は、主にウオーキングの普及を目的に地域支援を実施してまいりました。その結果、地域主催のウオーキングイベントの状況を平成25年度の実績と平成29年度の見込みで比較をしますと、開催数、参加者数ともに、おおよそ3倍に増えており、一定の成果があったと捉えております。  こういった成果を踏まえまして、第3次の計画では、これまでの普及を目的とした内容から、継続を目的とした内容に重点を置くことから、地域支援で利用します啓発品等を見直しすることで、結果として経費削減につながっております。  以上です。
    ○分科会長(小島政直) 古木委員。 ○委員(古木吉昭) 2点目として、自主的なウオーキングを広めるためには、ウオーキングの効果の見せる化が必要であると思います。市民へ広く啓発するため、先ほども質問がありましたけれども、違った内容等あれば、またご説明いただければと思います。 ○分科会長(小島政直) 成瀬課長。 ○総務課長(成瀬文浩) ウオーキングに関するさまざまな効果の見せる化につきましては、広報とよたへの記事の掲載や各種イベントなどでのチラシ配布などを通しまして、ウオーキングが生活習慣病の予防やストレス解消などに効果的であること、また、ウオーキングを始めるに当たっては、靴選びや効果的な歩き方、準備運動としてのストレッチ体操の大切さなどの啓発に取り組んでおります。  市民へ広く啓発する取組につきましては、これまでの広報とよたや各種イベントなどの取組を継続するとともに、平成29年8月に開設をしました健康づくりのフェイスブックを利用したり、従来から行っております大型小売店や食料品店の店頭での歯科保健や野菜摂取、減塩などの啓発と合わせて、幅広く市民にウオーキングの効果をお伝えしていくということを考えております。  以上です。 ○分科会長(小島政直) ほかにありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(小島政直) ないようですので、続いて、委員外委員発言の申出について、お諮りいたします。  岡田委員の、地域ねこ事業の課題と今後の取組についてを主旨とする発言申出を許可することにご異議ありませんか。             〔「異議なし」の声起こる〕 ○分科会長(小島政直) ご異議なしと認め、岡田委員の発言申出を許可します。  岡田委員、発言席へお進みください。  岡田委員。 ○委員外委員(岡田耕一) 一般会計予算説明書の269ページをお願いいたします。  歳出4款1項7目生活衛生費、9地域ねこ事業推進費でございます。予算決算委員会の全体会におきましても、殺処分の削減を主旨とした質問がございましたが、地域ねこ事業に特化した質問をさせていただきたいと思います。  地域ねこ事業、こちらの課題を市としてどのように認識し、またこれらの対応も含め、平成30年度、どのような取組がなされるか、お答えをいただきたいと思います。 ○分科会長(小島政直) 小嶋専門監。 ○健康危機管理担当専門監(小嶋裕隆) 地域猫活動においては、餌やりやトイレの清掃など、猫の世話が必要であり、地域の理解とともに地元ボランティアの確保が重要と認識しております。  地域猫活動実施地域につきましては、引き続き、避妊・去勢手術等の支援を行うほか、野良猫に関する相談があった場合は、地域猫活動を紹介するとともに、地元説明や地域猫ボランティアの紹介などを行っていきます。  以上です。 ○分科会長(小島政直) 以上で質疑を終わります。  岡田委員は傍聴席にお戻りください。  続いて、債務負担行為について質疑を許します。  質疑ありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(小島政直) ないようですので、続いて、本議案について意見等はありませんか。              〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(小島政直) ないようですので、以上で、保健部所管分を終わります。  以上をもちまして当分科会の審査案件の全てを終了いたしました。  なお、予算決算委員会における審査結果報告につきましては、分科会長にご一任いただきますようお願いいたします。  これをもちまして、予算決算委員会環境福祉分科会を閉会します。                                  閉会 午後 1時24分  平成30年3月13日                           環境福祉分科会長 小島政直...